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癒し系飯テロ作品だと思った『きのう何食べた?』

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ずっと気になってはいたけど、ドラマ化するというので、遅ればせながら『きのう何食べた?』1巻を読んでみた。

 

 

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主人公は、弁護士のシロさんと美容師のケンジ。

ゲイカップルだから遭遇してしまう困りごとにぶつかりつつも、シロさんが作るご飯を中心に、ささやかな2人の日常を描いていく癒し系の作品。

 

とにかく2人のキャラがいい!

 

シロさんは弁護士だけど、お金儲けをしたいわけではないから、定時(18時)に帰れて、簡単ですぐ終わる案件さえできればいいというスタンス。

……なんだけど、やたらと知人経由で案件を依頼され、クールだけど、なんだかんだお人好しなので受けてしまう。

そして金銭感覚はしっかりしていて(ケチともいう)、ハーゲンダッツはスーパーの割引価格で買いたい。その上、自分のスタイルはスリムのままキープしたいナルシスト&料理上手。だから、定時に帰ってめちゃくちゃ美味しそうでヘルシーな一汁三菜メニューを手早く作ってしまう。

 

そしてシロさんと一緒にその料理を食べるパートナーのケンジは、いい加減、自分でお店を持っていい年齢なのに、専門学校の同期が開いた美容院に長年勤めている。

そして、メンタルが強いようで、厄介な客にまったくめげない。

ゲイであることもオープンで、お客さんにまでシロさんがカッコよくて、料理上手で頼れる!なんてのろけ話をしてしまうほど。

そしてシロさんの友達やクライアントが男だと、シロさんがその人のことが好みだったかどうか聞くほど嫉妬深い。

 

そんな2人が織りなすストーリーは、確かにゲイカップルならではのものもあるけど、だからといってそれを強調しているわけではないし、「一緒に暮らしていればそうなるよねー」という微笑ましいものばかり。

 

あと、どのエピソードもシロさんが料理を作って、食べるシーンが必ず入っているので、正直、飯テロ作品だと思う。

料理シーンやご飯がメインに出てくる漫画、ドラマが大好きなので、もうそれだけで私は満足。

ちなみに、作品の中で出てきたメニューのつくり方は、漫画の中でシロさんの料理シーンとして載ってるし、分量が掲載されてるメニューもあるので、再現しやすいのもまたうれしい(いつかはトライしたい)。

 

原作はそんな感じだったけど、ドラマはどうなるのか?

ただ、シロさん演じる西島秀俊さんもケンジ演じる内野聖陽さんも、サイトの画像を見る限り役にハマりすぎてるので、今から楽しみ!

 

ちなみに1巻を読んで一番印象深かった、シロさんと佳代子さんのエピソードはドラマでやるみたいなので、ワクワクしてる。

 

あと、ケンジの美容室の店長役をレキシさんがやるのでは?とにらんでいるんだけど、果たして……!