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『水曜どうでしょう』の空気を感じる!『チャンネルはそのまま』1話

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『チャンネルはそのまま』1話。

 

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Netflixで先行配信されていたので一足早く。

 

主人公は入社1年目の報道記者・雪丸花子(芳根京子)。

「バカ採用」で入ったという噂があるほど、何をやっても失敗ばかり。遅刻、忘れ物は当たり前。空気が読めない、いや読もうとしない、そして自分のペースに人を巻き込む。でも人にガミガミ言われようが、そのときは反省してもすぐにケロッとしている「デキない」新人。

 

だけど、彼女の超バッドプレイのおかげで、雪丸と同期の新人アナウンサー・花枝(宮下かな子)の才能が覚醒。

 

雪丸の不出来さに採用試験のときからイライラしていた山根(飯島寛騎)も花枝を目覚めさせた雪丸の妙な才能にちょっとだけ魅力を感じはじめた……かも?

 

ほかにも雪丸の破天荒言動が数多く登場するけれど、それにみんなイラッときつつも、刺激を受け、局全体がいい方向に向かいそうな兆しが。しかしそれがライバル局との関係に影響を与えそうで……。

 

ちなみに、だいぶ大人になってからわかったことけど、真面目な人ばかりが集団にいても実はダメで、こういう異分子がひとりいるだけで、それに刺激を受けて組織の雰囲気とか変わってくるよね。

 

そういうことを、漫画が原作だから多少オーバーに描かれているけど、「まさにそう!」と思えるお仕事論みたいなところはしっかり押さえているな、と思う。

 

あと、芳根さんの演技力が高いことがよくわかった。

よく、子供服作る人やって、海月オタクやって、華道のお嬢様やったかと思ったら、キスして肉体を交代して、そしてバカ(というよりアホ?)女。

こんなにたくさんのキャラを演じ分けられるとは。とにかくすごい!

 

そして、これはもう『水曜どうでしょう』観てた人は必見。

藤村さんがキーマンとしてガンガン出てくるし、『水曜どうでしょう』の「30時間テレビ」のときに見たかも(いや多分この企画以外にも出てると思うけどとっさに思いついたのがこれ)……って思ったところとか、オープニングとエンディングでおなじみの平岸高台公園も出てくる。

当然、TEAM NACSは総出演(1話ではまだ出てないメンバーいるけど)。鈴井さんも出てる!

そして、監督はなにかと出演陣と縁がある本広克行さん。

芳根さんもなんでキャスティングされていたのかな、と思ったら藤やんも出た『幕が上がる』に出てたからかも、と思ったら納得。

 

幕が上がる

幕が上がる

 

 

テレビ放送は、北海道テレビは3/18から。ほかは順次、地方局で放送されるみたいだけど、もし地元の局で放送されるようでしたらぜひ。それかNetflixを。

 

※ちなみに原作はこちら

新装版 チャンネルはそのまま! (1) (ビッグコミックス)

新装版 チャンネルはそのまま! (1) (ビッグコミックス)