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『トレース~科捜研の男~』『イノセンス 冤罪弁護士』と今期、事件の鍵になる黒幕的な役ばっかり!?『今日から俺は!!』で佐川を演じた柾木玲弥

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『トレース~科捜研の男~』10話。

 

を観ていたら、謎の転落死をした元テニスプレイヤー・原田のライバル役・春日部として柾木玲弥が登場。

 

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かつて原田は春日部のドリンクへ違反薬物を混入したことが原因で引退してることもあり、原田の死に春日部が何か関わっているのではないかと、真野(錦戸亮)や虎丸(船越英一郎)は疑うが、この2人から事情聴取された春日部は否定する。

 

そして、事件の真相は確かに春日部でなく、彼が所属する実業団チームのオーナー・佐保(袴田吉彦)が裏で手を回していたことにあった。

でもそのきっかけが、ドーピング事件自体、本当は春日部本人がやっていたことなのに、故障で選手生命が短いことがわかっている原田と取引して、罪をかぶってもらった過去にある。

 

なぜ原田が殺されなければならなかったのか、その背景を真野と虎丸から聞いた春日部は、かつてのドーピング事件の罪悪感もあり、涙する。

 

う〜ん。やってることは卑劣だけど、後味はいい話……。

 

なんて思いながら観ていたけど、この春日部を演じる柾木くん、この間、『イノセンス 冤罪弁護士』で高校のフェンシング部員を演じてなかったっけ?

 

と思っていたら、本当にそうだった。

 

こちらは5話に登場。

 

フェンシング部のエース部員が顧問の暴力指導のせいで一時心停止したという事件で、それが冤罪だとする顧問側の弁護を引き受けた黒川(坂口健太郎)。

その彼に、法廷で顧問に有利な証言をするといいながら、実際には顧問が体罰を行ったと真逆の証言をした悪どい生徒・田代を演じたのが柾木くん。

 

しかも事件の真相は、うっかりフェンシングの才能があったせいで、まわりから期待されるプレッシャーに耐えられなかったエース部員が、事故に見せかけて死にたいと思っていたため、田代がいじめていた科学部の部員を使って、部活中にエース部員が死ぬような仕掛けを作らせたというさらに悪どい感じ。

 

いくら死にたいと頼まれたってそこまでしないだろう……と思ったら案の定、フェンシングに打ち込んでいる自分は全然注目されず、やる気のないエース部員にばかり、顧問もまわりのみんなも注目するという嫉妬からそんな卑劣なことをしたというオチ。

 

こう見ると、なんだか、今期のドラマは事件の真相に関わる黒幕的な役が多くて不憫だなぁ、もっとマヌケな役を演じてるのを見たい。

 

と思っていたら、柾木くんは『今日から俺は!!』で三橋(賀来賢人)の舎弟的存在の佐川だった。

 

『トレース』『イノセンス』を観てから佐川を見ると同一人物だと思えない……。

 

ちなみに、まだチェックしてないので、何も言えないけど『ゴクドルズ』にも出演中だそう。

(性転換、整形してアイドルになる前の極道役)

 

またしてもダークサイド寄りだけど。

でも、私は佐川みたいなおマヌケな役のが好きだな。今後、反ダークサイド側でのご出演を期待。