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本当は屋代課長、もっとカッコいいのに……『家売るオンナの逆襲』

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『家売るオンナの逆襲』

をみてたら、屋代課長(仲村トオル)が、妻である三軒家万智(北川景子)と留守堂(松田翔太)の関係が気になり、留守堂のあとをつけていたときに、鈍く情けなく、彼に見つからないように物陰にかくれるシーンが出てきた。

 

「屋代課長(というか仲村トオル)、昔は2枚目路線ばっかりでカッコよかったのに……」

 

思い出す「カッコいい」とは『あぶない刑事』とか

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『29歳のクリスマス』とか

29歳のクリスマス (新潮文庫)

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『週末婚』とか。

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「一体全体なんで、屋代課長の役を!?」とつい思ってしまったし、平成終盤に産まれた若い子が「あれが仲村トオル」と思ってしまうなら、上に挙げたようなバブリーだったり、硬派だったり、型破りでカッコいい役を演じてた仲村トオルを知っておいてもらいたい。

 

でも「ちちんぷいぷい」で、こころママの前で鼻の下伸ばしながら、三軒家万智との結婚生活の愚痴を言いつつ実はのろけ……っていうのとか、ゆとり世代の部下にうまく叱れない情けないところとか、そんな、どうにも憎めないキャラも嫌いじゃないんだよな。

 

でもたまには『29歳のクリスマス』の木佐みたいなツンデレキャラもみてみたい。