続編がみたくなった『炎上弁護士』

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スペシャルドラマの『炎上弁護士』を視聴。

 

率直な感想を言うと、弁護士の渡会(真木よう子)が、ただ自分の感情に任せて行動しがちなせいで、炎上事件に対して火に油を注ぐような真似をするところはイライラした。でも、困っている人は見捨てられないところはいいなぁと感じた。

 

あと、元YouTuberとして事件に忖度なしで突撃取材ばかりしてはしゃいでるネット記者・馬場を岩ちゃん(岩田剛典)が演じているのが好印象。

噂の張本人を悪いように取り上げたり、そうかと思えば、渡会にアドバイスしたり、敵だか味方わからない存在だったけど、その悪い意味でクセのある演技をみて、「岩ちゃんってこういう感じ悪い役も演じられるんだ!」というのは大きな発見だった。これからもいろんな役を演じてほしい。

 

さて、このドラマの話の流れはというと、マザー・テレ美(仲里依紗)というアカウントでツイートしていた主婦が、あるとき愚痴ツイートした不動産会社のモデルルームが火事にあう。彼女の愚痴ツイート先に天罰が下ることが多かったので、その火事はマザー・テレ美の自作自演と疑われ、炎上。

それを渡会が救出するため動くというお話。

全体的な流れをみるとこのドラマは

・マザー・テレ美は本当に放火していないのか……ネットのつぶやきはどこまでが本当でどこまでが嘘?

・ネット炎上を止めるには?

・ネットと現実の境目とは?

というのがテーマのように思えた。

 

渡会は、テレ美の炎上を自分に向かうよう仕向けるが、そのせいで自分が苦しむ羽目に。

ただあることがきっかけで、SNSの中にいる人に対する考え方を変えるのだけど、それが過去に裏切られた元同僚に向けたセリフに凝縮されていた。

 

その言葉が「世間を巻き込んだ闘いだからこそ、うそやごまかしは通用しないと私は思っている」。

 

結局、直接的な対人関係に限らず、ネットだって人間関係においてはうそやごまかしが通用しない……それに尽きるのかな、と痛感させられた言葉。

 

最後は思いのほかあっさり放火犯がわかってしまうし、渡会が熱くて無鉄砲なところもあるから、全体的に多少青臭く感じるところもあったと思う。

 

けど、作り手が言いたかったであろう、「人間関係、うそやごまかしがきかない」というメッセージにはとてもとても共感した。

 

1時間強だけれど、見応えあった作品。また続編(連ドラでもいいと思う)がみてみたいと思えたドラマだった。

 

※脚本は誰かと思ったら井上由美子さんだった!↓現時点での最新連ドラの小説版。

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【プロフィール】

togawa hikari

ライター。
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