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『ゆうべはお楽しみでしたね』は最後まで観るとザ・王道のラブストーリーだったけど、観てて心地よかったのはなぜ?

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『ゆうべはお楽しみでしたね』6話。

 

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本題に入るのが遅い気がする『トレース~科捜研の男~』

 

まだまだ続きがあるのかと思っていたら、もうこの6話で最終回!もっと観たかった!

 

オンラインゲーム「ドラクエⅩ」で出会ったパウさん(岡山天音)とゴローさん(本田翼)。

 

ゴローさんが部屋探しに困っていると聞いて、おじいちゃんの遺産としてもらった一軒家の部屋が余っているためルームシェアを提案したパウさん。

 

そして、ゴローさんと暮らすことになるけるど、待ち合わせ場所に現れたのは女子!

 

てっきり男だと思っていたパウさんだけど、ゴローさんと会話していくうちに、チャットで話しているときと変わらない人柄だと思って、この「ドラクエⅩ」でつながった不思議なシェア生活は続行することに。

 

ゴローさんの親友・あやの(筧美和子)に絡まれ、ホテルに連れ込まれそうな出来事があったり、ゴローさんの元カレ・タカシ(稲葉友)からゴローさんとヨリを戻すため「ドラクエⅩ」を教えてくれと頼まれたり、邪魔は入るものの、風邪を引いたときに介抱してくれたり、気になってたスライムパンケーキを出してくれる店に付き合ってくれたり、徐々にゴローさんに惹かれていくパウさん。

 

ゴローさんも一緒に暮らしていくうちに、人柄のいいパウさんとの生活に居心地のよさを感じていた。

そして、スライムパンケーキを食べに行ったときに「昔、同じようなのを食べた」という自分の中では思い出深かったエピソードを話したことで、その場所を探して連れてってくれたパウさん。そのことがきっかけで彼のことが気になりはじめるゴローさん。

 

その最中に、パウさんの大阪転勤が決まる。

 

お互い思いはひとつなのに、そもそも女子が苦手でましてやタイプの違うゴローさんには手出しできないと思い込む上、元カレからヨリを戻したいと聞いていたこともあり、諦めようとするパウさん。

元カレが「ドラクエⅩ」を知ることでヨリを戻そうと画策していたことにパウさんが協力していたことにショックを受け、シェア生活を解消してしまうゴロー。

 

すれ違ってしまった二人だけど、最後は「ドラクエⅩ」を使ってゴローさんを呼び出し、勇者化したパウさんが、自分の気持ちを告白してハッピーエンド!

 

話の流れは、お互い惹かれる合うけど邪魔が入って、でも乗り越えて結ばれるっていうザ・王道のラブストーリー。

だけど、登場人物が気持ちを鼓舞させたいときには「ドラクエ」絡みの用語・アイテム・キャラ(時にはゲーム画面)などが出てくるというのがユニーク。

だからいかにもむず痒くなるようなラブストーリーにはなっていないし、とにかく観てて、心地よかった。

 

見た目はギャル系だけどサバサバしていてちゃんと人の本質を見抜いて接するゴローさんと、奥手で臆病と言ってるけど誠実な人柄のパウさんというキャラクターが良かったのかも。

 

ドラマがおもしろかったからちゃんと原作も読んでみようかと思わせてくれた作品。