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本題に入るのが遅い気がする『トレース~科捜研の男~』

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『トレース~科捜研の男~』6話。

 

ようやく真野(錦戸亮)の兄が犯人にされた事件の話が出てきた。

 

6話のあらすじは、ホームレスの男の変死体が見つかって、真野が鑑定担当になるがその途中で、そのホームレスの高校の担任で真野の兄の担任でもあった早川(萩原聖人)と出会う。

そして実は科長の海塚(小雪)が兄の事件の情報を持っていたことが発覚。

当初、真野を欺いてまで隠そうとしていたけど、結局バレてしまい、かつての上司から預かっていた、当時の鑑定結果が書かれたノートの存在を真野に伝える。

葛藤はあったものの真実に辿り着くために、中身をみると、思わぬ事実を突きつけられることになる真野。

そしてラストに、ある書類に真野の文字を見つけて、不敵な笑みを浮かべる塙(千原ジュニア)の姿が……。

 

ようやくこのドラマの本題となる話に突入。だから、これから真野の兄の事件を追っていくのみだと思っていたけど、来週は通常の事件のよう。

でもノンナ(新木優子)がなぜか襲われたり、真野の周辺に異変が起きるようで、もしかしたらまた過去につながる何かがわかる?

 

それにしても、6話でようやく本題に入るのは遅い気が。

真野の鑑定により事件が解決していく話も確かにおもしろいけど、真野の過去についてはちょいちょいにおわせていたわけで、「これがこのドラマの本題なんだろうな」というのはわかっていたのに、その話に進展はなく。そして6話まで本題を引っ張られるのは観ている側としてはちょっとツライ。

例えば今回の話、3話くらいで出しておけばよかったのに。

 

今期、『トレース』に限らず、本題に辿り着くのが遅いドラマが多い気がするんだけど、これからもドラマもそういう傾向が続くのかしら?