映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』の「DESTINY」の意味

この間テレビでやっていた『DESTINY 鎌倉ものがたり』を録画していたので視聴。

 

DESTINY 鎌倉ものがたり

DESTINY 鎌倉ものがたり

 

 

原作を読んでいないので、その点申し訳ないのですが、映画をみる限り、ジブリテイストが入った大人のラブファンタジー(実写)という感じ。

 

私の主観だけど、クライマックスに入るまでのが前提パートが長い。

ただ、魔物と幽霊が人間と同居している鎌倉の空気感を伝えるだけでなく、のちに回収する伏線をいくつかこのパートで張っているので長いのも納得。

 

例えば、

正和(堺雅人)は幼い頃亡くなった母(鶴田真由)が、父が出張中、甲滝五四朗(三浦友和)という作家と会っていたのをトラウマに感じていること。

丑三つ時に、黄泉の国へ行く江ノ電が出ること。

ある時家に住み着いてしまった貧乏神と亜紀子(高畑充希)が仲良くなったこと。

これらがクライマックス周辺でうまい展開をみせる。

 

そして、なぜ年の差がある正和と亜紀子が結婚することになったのか……。

これが終盤で、正和と亜紀子の間に昔から続くある因縁のせいだということが明らかに。

鎌倉ものがたり」だけでいいと思うのに、なぜタイトルに「DESTINY」がつくのかがわからなかったのだけど、「そんな『DESTINY』があったとは!」と納得。

 

沸き立つような情熱的な感動があったわけではなかったけど、本当に魔物と幽霊が共存してそうな雰囲気漂う鎌倉の空気感はうまく伝わるようにできていて、鎌倉に暮らす憧れが増した映画だった。

(魔物と幽霊も実は苦手なんだけどね……。でも「鎌倉ものがたり」の世界観ならアリ!)

 

鎌倉ものがたり (1) (アクション・コミックス)

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