これからは『大恋愛』な王道ラブストーリーが増える?

『大恋愛』8話。

大恋愛~僕を忘れる君と(上) (扶桑社文庫)

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今回、印象的だったのは、尚(戸田恵梨香)が松尾(小池徹平)とお茶してたときに、松尾が蝶の剥製を取り出して、「こうすれば美しいままでいられる」なんてことを言っていたシーン。

結局のところ、松尾がなぜ尚に近づいたのかはっきりとした理由は語られなかったけど、尚への嫉妬と美しさに惹かれたこと、そして同じ病気を患う者同士だから、剥製の蝶のように現状の若さや記憶を保ったまま一緒に死ねる人を探してたのかな、というのが私の解釈です。

 

でもそんな松尾の異常性に密かに気づき、真司(ムロツヨシ)から離れなかったところがほっとした。

そうよ、そんなことでこの2人の関係が崩れてたまるものですか。

 

そして、いよいよ来週は尚の妊娠&出産みたい。

 

それで、これまでの話の流れをまとめてみると、

・恋が盛り上がる

・病気発覚

・2人の仲を脅かす存在の登場(伊原先生)

・別れる

・よりが戻る

・2人の仲を脅かす存在の登場(松尾)

・妊娠

・2人の仲を脅かす存在の登場(真司の編集担当?2人の子供?)

・乗り越える?

予想も含めてだけど、こういう感じ。

 

順調と困難を繰り返す話の流れって結構、王道なラブストーリーですよね。

 

で、少し話が飛ぶけど、ちょっと前に『クレイジー・リッチ!』という映画がアジア人主人公なのにアメリカでヒットしたという話があって。

 

 

この作品もざっと話の流れを言うと

・恋が盛り上がる

・彼の実家に行く

・実家は超金持ち

・2人の仲を脅かす存在の登場(彼の元カノ)

・彼に愚痴りつつ、ラブラブ

・2人の仲を脅かす存在の登場(彼の母)

・認めてもらうため、セレブに馴染むように変身

・2人の仲を脅かす存在の登場(自分の母の過去と自分の出生の秘密を知る)

・彼と別れることを決意するけど……。

という感じ。

 

ここも順調と困難を繰り返す、まさに王道のラブストーリー。

 

実際、なんで受けているかという記事によると、

その要因のひとつに、わかりやすい「王道のラブストーリー」だったことを挙げていて。

しかも今ハリウッドではそういうわかりやすいラブストーリーは作られていない。でも、それに飢えている人もいるわけで、ヒットしたという。

 

たしかに、ここのところの日本のラブストーリーもそうかも。

 

そう考えると、『大恋愛』は王道中の王道“だからこそ”ハマった人も多いんじゃないかなぁ、なんて思います。

 

もしかしたら、これからはもう少しわかりやすい設定、無理のない展開あるドラマ(逆に無理ある展開を『大恋愛』でたとえると、尚を車に連れ込んだ松尾が、もし尚に危害を加えていたり、究極、殺したりしてたら興ざめですよね?)が求められたり、増えてくるのかも……とぼんやり考えてます。